JOURNEY emmi 2026 SUMMER

On a quiet morning, the day begins in the studio. As a ceramic artist, she takes in each moment of daily life as inspiration, sensing the light and the air around her. During her summer break, one day she invites a friend and heads to a seaside town that had long stayed on her mind. Surrounded by the sound of waves and the presence of the wind, the two wander freely, their separate moments gently overlapping. The days they spend this way gradually shift in form, softly blending back into her everyday life. This is a story of one summer, born from the unremarkable moments of ordinary days.

静かな朝、一日はアトリエから始まる。陶芸作家である彼女は、光や空気を感じながら、日常のひとつひと つをインスピレーションとして受け取っていく。夏休みを過ごすなかで、ある日、友人を誘って、前から心 に留めていた海辺の街へと向かった。波の音や風の気配に包まれながら、ふたりは気ままに歩き、それぞれ の時間をゆるやかに重ねていく。そうして過ごした日々は少しずつ形を変えながら、彼女の日常へとやわら かく溶け込んでいく。これは、何気ない毎日の中で生まれた、ひと夏の出来事。

Early May, A Lingering Morning

5月のはじまり、ゆるやかな朝

朝のアトリエは、少しひんやりしている。まだ何も始まっていない時間に、土に触れると気持ちが整う。今日は、そんな静かな朝からゆっくりと始まった。

A Light Step Tyrough the Rain

雨でも足取りは軽く

雨の日は、服で少しだけ気分を上げたい。フードを軽くかぶって外に出ると、いつもと違う景色に変わる。そんな日こそ、外に出る理由が増えていく。

A Soft Interlude

やわらかなひととき

湯気の立つカップに口をつけて、ゆっくり息をつく。何も考えない時間が、そのまま体に馴染んでいく。

Late May, A Path Unknown

5月の終わり、行き先未定

どこに行くか決めないまま外に出た。思ったより日差しが強い午後、それでも肌に触れるたびに、涼しさがふっと残る。夏と無理なく並んで歩ける気がした。

A Quiet Setting Out

小さな旅立ち

今日は時間の流れが少しだけ違う。車で送ってくれた母の声を背に、そのまま前だけを見て進んでいた。

Summer Days Bathed in Light

光に包まれた夏休み

窓辺に立つと、やわらかな光が静かに差し込む。気負わないまま過ごす時間が、体をゆっくりとほどいていく。

June Sunlight by the Shore

6月の日差し、海のそばで

強い日差しと波の音。羽織ったシャツが、気にしていたことを少し遠ざけてくれた。

The Day Begins With a Sunhat

帽子からはじまる一日

今日は帽子から決めてみる。いつもと違う順番だけで、服も気持ちも、すっとまとまった。

In a Seaside State of Mind

水着の気分で

海のそばでだらだらと過ごす。お気に入りの水着が気持ちまで明るくしてくれる。特別なことはないけれど、こんな時間がずっと続いてほしいと思った。

Dining in a Place Newly Found

はじめての店で過ごす夜

気になっていたレストランでディナー。友達と笑いながら料理を囲む。声が重なって、夜はどんどん賑やかになる。こういう時間が旅を特別にしてくれる。

A Seahell Held in my Palm

手のひらの中の貝殻

波打ち際でしゃがみ込んで、貝殻を拾った。熱のこもる空気の中、ふとした涼しさが肌をかすめっていった。

A Letter Sent From Here

ここからの手紙

友達が絵葉書にペンを走らせている。海で拾った貝殻をそっと添えていた。大切な人のために言葉を選ぶその様子が素敵で、この景色ごと残しておきたくなった。

Fragments of Travel Left in My Bag

バッグに残る旅のかけら

バッグを開けると、絵葉書と封筒、落書きしたレシートが残っていた。ばらばらな記憶をそのまま持ち歩いているみたいで、なんだかちょっとだけうれしかった。

Midday Hours, Slowly Unwinding

昼下がり、ほどける時間

出かけたあと、木陰でゆっくり体を伸ばす。軽やかなウェアのまま、どこへでも行けそうな気がしてくる。

The Lingering Lights of Late July

7月の終わりの光

夕方の海はきらめいていた。この時間が少しずつ遠ざかっていく。私は、それを引き止めずに歩いていた。

A Quiet Sign of Summer Fading

夏がゆっくり遠ざかる気配

出発の前、日記を開いた。昨日までのことを書き留めて最後に小さく印をつけた。ページを閉じると、この夏が終わってしまいそうで、少し寂しかった。

JOURNEY SUMMER 2026

MAY

It is the familiar rhythm of time spent in the studio, with the hint of rain in the air. Within this quiet everyday life, my thoughts gradually turn toward the outside world. With luggage in hand, the journey begins as I set out for a place by the sea.

JUNE

The slow, easy days of vacation spent with a close friend. Time flows gently, as if simply receiving the light, the breeze, and the air of each moment as it is.

JULY

Gradually putting the days I’ve spent into words. Through the act of writing, the memories of summer begin to take shape. In the glow of the setting sun, there is a quiet sense of the season drawing to a close.

Take a piece
of this summer with you.

ART DIRECTOR
Masaaki Kuroyanagi
Karin Fukano
-Park Sutherland

GRAPHIC DESIGNER
Karin Fukano
-Park Sutherland

VIDEO EDITOR
May Tsukishiro

SOUND DESIGNER
Nanami Sato

DIRECTOR
Chie Yoshida
-MASH Style Lab

PRESS
Ayumi Miyake
Sanako Kiyota
Momona Seta
-MASH Style Lab

PHOTO &
VIDEOGRAPHER
Mai Kise

STYLIST
Lisa Sato
-BE NATURAL

HAIR & MAKE-UP
Momiji Saito
-eek

MODEL
Thialda
-BRAVO models
Anna Van Der Werf
-TOKYO REBELS

PRODUCTION
Asami Tsuru
-hoteL

ILLUSTRATOR
Ryo Ando
Shotaro Taguchi
-Park Sutherland

SPECIAL THANKS
UMI